朝日御殿と桔梗田の祟り
どんな伝承か
桔梗御前にまつわる伝説は隣町の藤代町にもある。岡地区の高台には、御前が住んでいたといわれる朝日御殿があった。御前は毎朝日の出を拝んで将門の武運を祈っていたが、将門敗北の報を聞き、御殿の下の水中へ投身自殺したと伝わる。御殿の下は今でこそ一面の水田だが、当時は広々とした沼沢地であったという。投身した場所は桔梗田とよばれ、そこを耕す人には必ず禍があるといわれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史・自治体史(民俗))
『取手市史 民俗編2』第四〜六節所収の伝説・不思議な話・祟り。茨城県取手市に伝わる口承を採録する。