伊豆立野の道祖神の石像
どんな伝承か
明治四十三年五月十八日、柳田国男は伊豆を旅した折の日記を残している。大仁から狩野川の谷を人力車で進み、小立野・本立野のあたりに至ると、路傍に道祖神の石像が二つあるのを見た。いずれも坐像で頭巾をかぶり、剣を手にした姿は維摩に似ていたという。この道には題目石も多く、さらに天城の南麓では大日如来の石塔も見かけたと記している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第3巻』を全158話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。