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古志・魚沼のユカ無き家

所在地新潟県長岡市
年代明治40年5月(旅中見聞)
登場柳田国男、高橋九郎翁、高橋九郎、採録者、土地の長老・話者
出典定本柳田国男集 第3巻

どんな伝承か

高橋翁の話によれば、古志と魚沼三郡の農民には、床のない家に住む者が多いという。すなわち土間の土を掘り、籾殻と藁を敷いて、その上に寝るのである。役所がこれを改めるよう説き聞かせても、なかなか改まらない。古志一郡だけでも、そうした暮らしをする者が八万人はいるだろうという。それでもこうした村々では、常食はやはり米であった。麦の産額は全体に少なく、栽培を広げようと麦食を勧めても、なかなか行われていないのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第3巻』を全158話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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