大津の浜で塩鮭を隠した小冠者
どんな伝承か
かつて大津の浜で、一尾の塩鮭を着物の下の肌に隠し持っていたところを人に見つかってしまった小冠者がいた。彼はごまかさず開き直り、「どんなに高貴な女御更衣であっても、こうして素裸にしてみれば、干鮭の一匹くらいは出てくるだろう」と言い放ったという逸話が、大津にまつわる話として伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。