カタシの木と椿油の民俗
どんな伝承か
柳田国男によれば、椿と山茶花を区別せず「カタシ」と呼ぶ地域は西日本に広く、島原半島などではこの語を椿にも用い「カテャシ」とも言った。播磨中部にはカタシの語はなく、椿の実は「キノミ」と呼ばれた。両種の木は油を搾るために保存され、神仏の灯明や女性の髪油に使われたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。