黒崎・木屋瀬の千人参り
どんな伝承か
八幡西区黒崎では帆柱四国八十八か所の遍路が行われ、これを千人参りと称した。内容は天籟寺の場合と同じである。同区木屋瀬でも春に千人参りがあり、近辺の定められた八十八か所の寺々を四泊あるいは五泊の日程で巡る。宿は信者の中の有志が自宅を提供した。巡拝者は背に「同行二人」と書いた法被をつけ、笠にも同じように書く。迎える寺では近所の信者が種々のものを用意して接待をし、特に新仏のある家は巡路に仏をまつって参ってもらった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。