合馬の権現石祠と猿田彦碑
どんな伝承か
小倉南区合馬には、聖地として神聖視されているものが多い。合馬小学校付近の道路沿いにある一坪ほどの岩には小石が寄せられ、人々はこれを塚山と呼んでいる。原集落の外れにある畳半畳大の石には茶碗大の馬蹄形が陰刻されており、弘仁二年、原の権現様の祭典のとき経典を積んだ神馬が踏んでできたものとして馬蹄石と呼ばれている。麻生橋近くの山腹にある石祠は彦山権現の高住神社を勧請して建てられ、管理は麻生集落の住民が行っている。権現の石祠は瀬戸にもある。猿田彦大神の碑は合馬小学校付近、麻生の瀬戸口橋のそば、麻生舟郷、麻生どんだの四か所にあり、いずれも不浄を忌んでいる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。