上方組が座元で営む木下の宇の祭り
どんな伝承か
北九州市小倉南区東谷、木下の上方組では、四月のうち都合のよい日を選んで宇の祭りを行う。卯の祭りとも書く。座元は順番であらかじめ決まっており、一軒で引き受けるのが習いであった。午後三時ごろ、荘厳に整えた床の間に向かって神職と組内の客人がそろって座に着き、降神の儀から始めて祝詞を奏上し、そののち直会に移る。宴に用いる膳は会席膳で、器もろとも漆塗りのものが並べられた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。