荒神様の祭りの禁忌
どんな伝承か
各家では火の守り神として荒神様の札をまつる。荒神棚はかまどの上に作り、ほかの神々と同じように日々の奉仕をした。天籟寺では、荒神様に花をあげると亭主が浮気をするといい、マツをあげるとやかまし屋になるといって、どちらも嫌われた。反対に、実の付いた荒神シバ(ネズミモチ)を供えると、金に不自由しないとか、金に出合うとかいわれ、好んであげられたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。