弘法石
どんな伝承か
上田市西塩田の前山、塔の原というところからは、名筆でさまざまな文字が書かれた石がしばしば掘り出される。これは昔、弘法大師がこの地に滞在した折、習字をしたときの形見だと伝えられている。またこの地には弘法山、またの名を独鈷山と呼ぶ奇峰がある。弘法大師がこの山に関心を持ち、百谿あれば霊場を開きたいと登って調べたところ、九十九谿しかなかったので、あきらめ惜しみながら去った。その際に山頂へ独鈷を埋めていったことから、独鈷山と呼ぶようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
信州七不思議(降幡利治・江戸時代~昭和期の伝承集約)