上中里村の八百比丘尼の碑
どんな伝承か
北区の上中里村には、庚申の碑が三本立っていた。そのうちいちばん古い一本は、八百比丘尼が建てたものだと語り伝えられていたという。また村の低いところには貝塚のある一帯があり、そこを八百比丘尼の屋敷と呼ぶ言い方も残っていた。碑と屋敷跡という二つの跡が、同じ村のうちに並んで伝えられていたことになる。原典の記述はここまでで、比丘尼がいつこの地にいたのかは書かれていない。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。