言うな地蔵
どんな伝承か
栃の木峠に小さな地蔵がある。昔、ここで一人の男が人を殺した。誰も見ていなかったはずだが、男は地蔵に見られたと思い、「このことを誰にも言うな」と言った。すると地蔵が「わしは何も言わないが、お前から言うなよ」と答えたそうだ。男は後に自首し、それから「言うな地蔵」と呼ばれるようになった。
原典より
栃の木峠に小さな地蔵があります。—— 日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。