駒止橋の堀に生える片葉の葦
どんな伝承か
両国橋の少し北に駒止橋という橋が架かり、その下を流れる堀には葦が生えていた。ところがこの葦は、どれも片側にしか葉をつけない。言い伝えによれば、近くに住む無頼の男が娘に思いを寄せ、受け入れられなかった腹いせに娘を斬り、手も足も片方ずつ落として堀へ投げ捨てたのだという。それからというもの、この堀に育つ葦はことごとく片葉になった。本所七不思議のひとつとして語り継がれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集