泰澄の大蛇退治
どんな伝承か
白山を開いた泰澄大師は、山中に毒蛇が多く登山者に害が及ぶことを案じ、千匹の蛇を千蛇ヶ池に封じ込めて万年雪で蓋をし、万年雪が消えて蛇が出る事態に備えて池の上部にお宝庫(おたからぐら)を置き、それが崩れ落ちて池を塞ぐ仕組みにしたという。石川郡には同様に鬼石や剣の窟に宝剣を納めて悪鬼毒蛇を押さえたという類話も伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。