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白山と富士山の背くらべ

所在地石川県白山市
年代伝承
登場白山の神、富士山の神、大山の神、立山の神、背くらべを取りなした神
出典河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説

どんな伝承か

白山の神と富士山の神が、年に一度の出雲の神の集まりに出たとき、大山の神からどちらの山が高いのかと問われた。互いに譲らないので、立山の神の取りなしで背くらべをすることになり、富士山から白山の峰へ長い樋を渡して水を流した。水が白山の側へ流れてくるので、白山の神は石を積み、なお足りずに脱いであった片方のわらじを敷くと、水は富士山の側へ流れ、白山が勝った。わらじ片方の差を悔しがった神を慰めるため、登山者はわらじを片方頂上に置いてくる習わしになったという。

原典より

そこで白山に登る人々が神様の心を慰める為に、ワラジを片方頂上に置いて来る習になったということである。—— 河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説(河内村(編)・河内村史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説(河内村(編)・河内村史)

『河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説』は、白山麓の河内村の村史の民俗編から、民話・伝説と故事を記した節を収めたものである。白山の千蛇ヶ池や富士山との背くらべ、高ボウケの大蛇、猿仏の名号、おひなの荒、天狗、菊酒、池の金山の伝説など、村と周辺に伝わる話を、白山関係の古文書や郡誌を引きながら記す。第三節「民話 伝説」、第四節「故事 伝説」、第五節「伝説」に分け、話ごとに題を立てて由来や現地のようすを添えている。

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