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腹に小刀を突きつける信徒

所在地京都府綾部市
年代明治30年代
登場上田喜三郎、出口ナオ、大本の信徒たち、大本開祖
出典亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界

どんな伝承か

喜三郎に憑いた小松林命を神界の秩序を乱す邪魔者と見た信徒たちは、「小松林命どの、改心して喜三郎どのの肉体から立ちのいてくだされ」と迫った。喜三郎が「おう、去んでやるわい」と応じると、信徒は「肉体は去なされへん。小松林がどかんなら」と肌ぬぎになり、自分の腹へ小刀を突き立てようと身構えた。これはナオに憑いた艮の金神に対し、坤の金神に憑いてもらいたい一心の念願であった。案じたナオが神に伺うと、神は笑って「このものでなければできぬわいや。ご苦労ながらこの御用、わざとだかしてある」と答えたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言・現代(評論)/明治〜昭和(対象))

加藤正民が「天下の浪士」の立場から、出口王仁三郎(1871-1948)を心霊的視座で描く評論。明治25年の出口ナオの神がかり(艮の金神・三千世界一度に開く梅の花)、水行の奇蹟、無筆のナオの自動書記、日清・日露戦争予言の具体的中を起点に、国祖隠退の大本神話と、ナオ(A)と王仁三郎(B)に具現した二大霊流・「火水の戦い」を論じる。

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憑霊小松林命

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