庚申の日に味噌汁を避ける戒め
どんな伝承か
大阪の言い伝えの中に、庚申の日に味噌汁を食べると目がつぶれる、というものがある。庚申の日を特別な忌み日と見て、その日にしてはならぬことを定める型である。逆に、便所をいつもよく掃除していればかわいい子が生まれる、という良い方の言い伝えも並んで報告されていた。これらは文部省が全国の小学校六年生を通じて集めた資料のうち、大阪の指定校である三つの小学校から寄せられたものの一部である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の俗信 2――俗信と迷信(文部省迷信調査協議会・日本の俗信・昭和(1949-52))
文部省迷信調査協議会『日本の俗信2―俗信と迷信』(昭和24-27年)。シリーズ第二巻で、迷信の理論的考察と各論を収める。