山香町の犬神製造の巫女
どんな伝承か
飢えた犬の首を切って犬神を作るという話は四国では広く聞かれるが、九州の大分県速見郡山香町には、現にその通りのことを実行している巫女がいるという。そうして得た犬の首を腐敗させ、そこに湧いた蛆を乾かして、それを犬神だといい、一匹千円ほどで希望者に頒けているというのである。これは大分大学の学生のレポートに記されていたことだそうで、事実に近い話かもしれないと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・石塚尊俊・民俗学・昭和(民俗調査))
民俗学者・石塚尊俊『日本の憑きもの―俗信は今も生きている』。日本各地の憑きもの俗信を実地調査と文献で体系化した研究の決定版。