雨ざらし地蔵
どんな伝承か
取手市井野台で語られた話。このお地蔵様は、昔は田んぼの中にあったという。ところが毎年毎年、そこに作った苗代が荒された。苗代が荒されるのは地蔵が雨ざらしになっているからいけないのだろうということになり、薬師様のところへ移してきた。それでこのお堂の中には薬師様と地蔵様の二体が入っている。地蔵を移してからは、苗代が荒されることはなくなったと伝えられている。
原典より
「昔ね、このお地蔵様田んぼの中にあっんだって。—— 取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史・自治体史(民俗))
『取手市史 民俗編2』第四〜六節所収の伝説・不思議な話・祟り。茨城県取手市に伝わる口承を採録する。