深夜に小豆を洗うような音が聞こえるのを妖怪アヅキアライの仕業…
どんな伝承か
岡山市中の妖怪にアヅキアライと名づけるものがある。深夜、小豆を洗うような響きが聞こえるのを、この妖怪の仕業だと言い伝えている。もっとも、それは多くの場合、川の水が流れる音であろうと考えられる。各地に伝わる無害無利の迷信の一つとして、妖怪研究の立場から語られたものである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
迷信の諸相・宗教の真相(井上円了・明治(妖怪学))
『妖怪博士』井上円了による『迷信の諸相・宗教の真相』。迷信を道理に背くことを誤って信じる心理と定義し、妖怪学の立場から全国を巡遊して各地の迷信を実地に報告・批判する(迷信打破)。