第十六話 迷夢さめて感涙しとど(続)
どんな伝承か
父を亡くした鎮という人物が、大本教の霊学を用い、女性を「取次道具」として一時的に父の霊を降ろしてもらい、亡き父と語り合った。父は「わしをこっちへ呼んでくれたのか」と尋ね、鎮は父の死後、丹波の綾部にある大本教本部へ修行に出て新しい信仰生活に入ったことを告げる。生前熱心な金光教徒だった父は、金光教も大本教も同じ艮の金神を祀る教えだとして息子の入信を咎めず、あちらの世界でも金光様に世話になっていると喜ばしげに語り、信心第一に励むよう諭したという。
原典より
* 第十七話 神と人との深い縁* 第十八話 神と人と、もちつもたれつ* 第十九話 わが魂の航跡* 第二十話 人は死んでどうなる?* 第二十一話 人はもくろみ、神ははからう* 第二十二話 鎮魂実修初…—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞