体外離脱を繰り返し自分を研究材料にした結果
どんな伝承か
神奈川県川崎市のS・Sは体外離脱を繰り返し、自分自身を研究材料にした。離脱後の体は通常の肉体とほぼ同じ形・大きさだが、時に形が変わることがあり、必死で目を凝らすと手の輪郭が線画のように光って見えた。はじめは耳の後ろあたりから出た線で肉体とつながり、引っ張られて痛むため半径三メートルほどしか離れられなかったが、後には窓から外へ飛び出せるようになった。指の感覚を調べようと畳に触れると、指が畳の内部に入り込み、さらに押し込むとイグサやワラの感触があった。どうやら物を突き抜けられるらしい。体験前には必ず金縛りがあり、それを体外離脱の一歩手前の状態と考えるようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。