心筋梗塞で心拍停止
どんな伝承か
茨城県水戸市の開業医・片山龍男は昭和五十六年に狭心症を起こし、その三年後、心筋梗塞の発作に襲われた。病院で血栓を溶かす処置を受けた直後、心拍停止の緊急事態となったが、三度の電気ショックで蘇生した。この間に臨死体験をしたという。頻脈になった時、目の前に心電図が鮮やかに流れ、次いで奈良の唐招提寺の全景写真が現れて全視野に広がった。それが消えると身が軽くなり、直立してベッドを離れ、明るい白光とトンネル状になった光の塊の中を猛烈な速さで上昇していったという。後日実際に唐招提寺を訪れると、幻視と同じ風景の場所があったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。