一家を絶やす外國婦人
どんな伝承か
貞子さんの父は神戸高商を出てすぐ米国へ留学し、滞在中に世話になった家の娘カタリナと恋仲になった。日本人との結婚が禁じられていた時代で、帰国後は必ず迎えに行くと約束したが、親の反対もあり待ちきれず現在の母と結婚してしまう。数年後、財産を整理し渡航してきたカタリナは、船中で病死。その後、貞子の父も母も同じ十月九日に相次いで亡くなり、母は死の間際、時計をカタリナの遺髪とともに棺に納めるよう言い残した。
原典より
* 幽霊が迎に* 仇を返す怨靈* 怨靈一家を取殺す* 怨靈解脫* 広い家に青電燈* 幽靈から電話* 怨靈の數公—— 幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前))