幽霊に附纒はれた男
どんな伝承か
兵庫県播州加西郡のある村で、男女が心中を図り井戸に身を投げた。女は死んだが男は後に蘇生し、その場を遁れて伊勢参宮に出かけた。その途中、旅館に一人で泊まったにもかかわらず、宿の者が二人前の膳を運んできたのに気づき、女の霊が付き添っているのだと悟って恐ろしさのあまり、ついに自ら命を絶ったという。井上円了博士の著書に記された話である。
原典より
兵庫縣播州加西郡某村にて男女共に井戸に投じて情死をした。—— 幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
幽霊は語る(梶天真・幽霊研究・大正〜昭和(戦前))