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「分布」の伝承(136話)
- 汽車開通の夜に走った狸の列 — 宮城県仙台市
- トンネルに来ない汽車の明かり — 秋田県北秋田市小淵
- 機関車の先を行く提灯と狐 — 秋田県北秋田市阿仁打当
- 時化の海から柄杓を貸せと呼ぶ声 — 岩手県下閉伊郡普代村
- 垢取りを貸した船から溢れる水 — 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜
- 見殺しにした船を襲った吹雪の遭難 — 宮城県牡鹿郡女川町指ヶ浜
- 渡し場で溺れた母の亡霊 — 秋田県大仙市長野二日町
- 原釜の沖で仲間のモウレイに呼ばれた漁師 — 福島県相馬市原釜
- 沈んだはずの漁船が入港した夜 — 宮城県牡鹿郡女川町江島
- 音もなく追ってくる無人の漁船 — 宮城県牡鹿郡女川町江島
- 霧の中から助けを呼ぶ灯 — 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜
- 行方不明の漁師を守った神明の光り物 — 宮城県石巻市雄勝町水浜
- 原釜のはまち丸を救った日蓮のお告げ — 福島県相馬市原釜
- 猪苗代湖の主を見た舟乗りの難船 — 福島県郡山市湖南町横沢
- 天雄寺へ通う行列と巡航船の惨事 — 宮城県牡鹿郡女川町指ヶ浜
- 墓地で騒いだ火の玉と船の全滅 — 宮城県牡鹿郡女川町指ヶ浜
- 江名の浜に現れる大入道 — 福島県いわき市江名
- 夜磯で向かいに現れるひじき刈り — 宮城県石巻市(網地島)
- 渡し賃が木の葉になった猫の客 — 宮城県石巻市(田代島)
- 消えた乗客と倍額の料金 — 秋田県能代市
- 阿武隈川の橋で乗せた濡れた女 — 福島県伊達郡国見町
- 石川へ送った帰りに消えた女 — 福島県石川郡石川町
- 中通りの国道で消えた深夜の女 — 福島県耶麻郡北塩原村裏磐梯
- 関山街道に消えた濡れた女客 — 宮城県仙台市青葉区作並
- 如宝寺裏から乗った大槻の女の幽霊 — 福島県郡山市(如宝寺)
- 安丹橋で手を上げる洋装の女 — 山形県鶴岡市安丹(安丹橋)
- 鹿島の夜道に立つ竹ぼうきの男 — 福島県南相馬市鹿島区鹿島
- 翁島の踏切に人を引き込む六部の怨霊 — 福島県耶麻郡猪苗代町翁島
- セーラー服の幽霊が出るトンネル — 宮城県白石市
- 工事で死んだ者が泣くトンネル — 山形県最上郡最上町
- 夜のバス停に立っていた老女 — 秋田県能代市
- 夜の坂で自転車の荷台を引く女 — 福島県郡山市
- 山道でタヌキをひいた届け出 — 山形県西置賜郡飯豊町
- 金がさきと聞こえる金ヶ崎駅 — 岩手県胆沢郡金ケ崎町(金ケ崎駅)
- ひづめと聞こえてしゃがむ日詰駅 — 岩手県紫波郡紫波町(日詰駅)
- 石越駅の駅名を聞き違えた老婆 — 宮城県登米市(石越駅)
- 小牛田駅で降ろされた老婆 — 宮城県遠田郡美里町(小牛田駅)
- メーターの音に生活がかかる話 — 岩手県一関市
- 独房暮らしを語って客を降ろす — 東京都新宿区大久保
- 豪雪の駅で汽車に飛び乗る — 山形県長井市今泉(今泉駅)
- 立丸峠で抱き締めて運んだ狼 — 岩手県宮古市小国
- 鍛冶屋の裏山から入って来たカセギ — 秋田県仙北市角館町火口地町
- 村で犬と遊んでいた狼 — 秋田県仙北市
- 家まで送って戸口で待つ狼 — 福島県伊達郡国見町貝田大和
- 雨戸の外で番をしていた三峰山 — 秋田県横手市平鹿町浅舞
- 骨を抜いてやった狼の送り迎え — 宮城県牡鹿郡女川町
- 狼の子を殺した飯豊衆への仕返し — 岩手県遠野市土淵町飯豊(六角牛山)
- 湯気の立つ鹿と隠れて見る御犬 — 岩手県遠野市
- 墓を暴くカセギと人馬を襲う狼 — 秋田県仙北市角館町
- 石投峠で山犬に吠えられた男 — 宮城県石巻市雄勝町水浜(石投峠)
- 七頭の馬を殺した狼と三峰様 — 岩手県二戸市浄法寺町石神
- 三峰様の祈禱で暴かれた盗み — 岩手県遠野市土淵町栃内和野
- 三峰山を信じた家だけ盗まれず — 秋田県仙北市角館町横町
- 屋根に上げた飯を持ち去る三峰山 — 秋田県仙北市角館町横町
- 島の松林で出会った見慣れぬ娘 — 宮城県石巻市網地浜
- 五円札が木の葉に変わった船賃 — 宮城県石巻市(網地島)
- 叢で踊り続けていた水兵上がりの男 — 宮城県石巻市網地浜
- 田代島の猫に憑かれて消えた娘 — 宮城県石巻市田代浜
- 山の小屋で唄い続けた花嫁 — 宮城県石巻市長渡浜
- 人の死を告げる古い物言う猫 — 岩手県遠野市宮守町
- 浄瑠璃を語った虎猫と喉笛 — 岩手県遠野市
- 浄瑠璃を語った猫と落ちた雷 — 宮城県牡鹿郡女川町
- 明神様に集まって踊る猫たち — 秋田県能代市
- 岩倉の観音で踊った猫たち — 福島県石川郡平田村大字鴇子岩倉
- 柿の木の下で踊る猫と狐 — 福島県石川郡平田村
- 沈められた踊る猫と猫渕 — 福島県南会津郡南会津町長野(猫渕)
- 葬式で棺を吊り上げた古猫 — 岩手県遠野市宮守町下宮守
- 猫の目から生えたすちかぼちゃ — 宮城県牡鹿郡女川町浦宿
- 床下の猫の死体にとり憑かれる — 岩手県二戸市
- 食べられた老猫にうなされる若者 — 山形県南陽市
- 沢で死んだ猫と夜の夢 — 岩手県二戸郡一戸町
- 猫を殺した秀才を襲ったたたり — 宮城県石巻市
- 三つの頭を持って生まれた猫 — 宮城県仙台市
- 猫の供養で経を言い直した和尚 — 宮城県栗原市栗駒町(円年寺)
- 屋根の上でニヤニヤ笑う猫 — 福島県福島市
- 便所を守って大蛇と戦った猫 — 宮城県石巻市雄勝町
- 布団の火を知らせた飼い猫 — 福島県喜多方市
- 蛍になっておいでと葬られた猫 — 宮城県仙台市
- 四十九日まで枕を踏んだ猫 — 福島県いわき市
- 棺の陰から飛び出した愛猫 — 福島県郡山市日和田町
- 引越し先へ帰った飼い猫 — 秋田県秋田市
- 四キロ先に捨てた猫が三日で帰る — 山形県東村山郡中山町大字長崎
- 青森から福島へ戻った猫 — 福島県福島市
- 猫のアウシュビッツと呼ばれた施設 — 東京都大田区城南島
- 大井埠頭に建てられた犬猫処理場 — 東京都品川区八潮(大井埠頭)
- 弟の戦死とともに消えた三毛猫 — 宮城県柴田郡村田町
- 猫の肉という噂のハンバーグ店 — 東京都千代田区
- 欅の下の美女は大ムジナ — 秋田県能代市
- 錦秋湖に写り込む知らぬ人 — 岩手県和賀郡西和賀町(錦秋湖)
- 金色堂の木に浮かぶ四つの顔 — 岩手県西磐井郡平泉町平泉(中尊寺金色堂)
- 二度写しても写らぬ延命地蔵 — 福島県郡山市日和田町梅沢(延命地蔵)
- 姥捨て山の石碑に写った老女 — 宮城県柴田郡村田町姥ヶ懐(姥の手掛け石)
- 法事の写真に写った祖父母と子 — 秋田県秋田市楢山
- 落葉焚きの煙に写った母の横顔 — 東京都府中市多磨町(多磨霊園)
- 七夕のポスターに写った青年 — 宮城県仙台市
- 葬式の写真の空に写った火の玉 — 福島県大沼郡昭和村中向
- 顔だけ白く写った修学旅行の写真 — 宮城県仙台市
- 座敷に立っていた見知らぬ女の写真 — 宮城県富谷市(湯船寺)
- 中野の実験跡に残る戸の写真 — 東京都中野区
- 父島の隧道に出る看護婦と兵の霊 — 東京都小笠原村
- 渋谷の邸で開かれた豚天狗の園遊会 — 東京都渋谷区
- 牛肉とソップの行商を願い出た男 — 東京都千代田区神田三河町一丁目
- 電話に手をついて詫びたおっかさん — 福島県南会津郡南会津町小立岩
- モールス符号の読み違えと悪戯 — 宮城県仙台市
- 牛が死んだと読まれた訃報の電報 — 宮城県栗原市栗駒町
- 子規が跨げず迷った馬車鉄道の軌条 — 東京都中央区小伝馬町
- 二輪では倒れると疑われた自転車 — 山形県上山市
- 五日市で家が飛んで来たと逃げた姉 — 東京都あきる野市
- 泥棒を恐れ鉄道を拒んだ村 — 秋田県横手市
- 煙を恐れて駅を遠ざけた村の悔い — 山形県山形市大字漆山
- 石を転がして決めた鉄道の道筋 — 福島県伊達郡国見町
- 汽車の火の粉が招いた石母田の大火 — 福島県伊達郡国見町大字石母田
- 切符を知らぬ祖父の怒り — 岩手県奥州市
- 汽車の去ったホームに並ぶ履物 — 山形県東根市
- 浅草上野間に開いた地下鉄の白銅改札 — 東京都台東区(浅草駅)
- 蝙蝠傘を囃されて斬首された砲兵 — 東京都千代田区
- 船宿でマッチを化物と見た芸妓 — 東京都台東区柳橋
- 石けんを菓子と食べた爺婆 — 秋田県湯沢市二軒町小路
- 温泉宿で石鹸を菓子と噛んだ母 — 秋田県山本郡藤里町藤琴
- 猿股の名を忘れたおひさばあさん — 宮城県石巻市雄勝町水浜
- 時計の十時が分からぬ男の呟き — 東京都千代田区外神田仲町
- ガラス窓の灯を狐火と見た夜道 — 山形県寒河江市寒河江町
- 息を吸って吹き消す村の電灯 — 福島県郡山市
- 電灯を吹いて消そうとした年寄り — 福島県伊達郡国見町
- 電燈を細くしろと言った人 — 岩手県奥州市江刺米里
- 初めての電灯に沸いた郡役所前 — 山形県天童市
- 誰も来ないのにともる街の電灯 — 山形県東根市大字東根
- 電灯の線を切った旅館のおばあさん — 山形県米沢市館山
- 夕方に来て朝帰るもののなぞなぞ — 山形県西置賜郡白鷹町荒砥
- 一瞬でついた初めての電灯 — 山形県西置賜郡白鷹町荒砥
- 白木屋の動く階段を歩き出した父 — 東京都中央区日本橋
- 集音機の真下で囁き合った恋の台詞 — 宮城県仙台市
- 蓄音機を分解した女中と小人 — 秋田県由利本荘市
- 薪ストーブに唾を吐いた爺様 — 秋田県北秋田市
- オセロという煙草を探した男 — 東京都中央区日本橋浜町(明治座)
- 一度も使わなかったビデオの機能 — 宮城県仙台市