大井埠頭に建てられた犬猫処理場
どんな伝承か
一九八三年、東京都は十二億五千万円をかけて大井埠頭の一画に犬や猫を殺すための処理場を建てた。追い込み通路から動物を送り、ガス室で殺して焼却するという仕組みで、動物のアウシュヴィッツだと批判された。都はマスコミに対し、傷病動物の治療や不用になった動物の譲渡あっせんも行う愛護施設だと説明している。しかし一度に二百四十頭を処理でき、一日に三回転させれば七百二十頭、年間にすれば二十四万頭にのぼる。犬猫を投げ込むための回収ポストまで現れ、愛犬家愛猫家から抗議の声が上がっている。
原典より
○**群馬県碓氷郡松井田町**。—— 現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)
松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。