磔柱の石が残る鈴ヶ森刑場跡
どんな伝承か
品川区に鈴ヶ森刑場の跡がある。旧東海道と新しい国道が京浜急行の線路と並んで走り、やがて一本に合わさる地点の三角地帯がその跡で、今は大経寺の境内として小さな公園になっている。題目を刻んだ供養の大石碑が立ち、その裏には元禄期の年号を含む銘が残る。慶安四年、由井正雪の乱に加担した丸橋忠弥がここで処刑されて以来、八百屋お七、白井権八、白木屋お駒、天一坊など、小説や芝居で一度は名を聞く人物が次々に刑死した。磔の柱を差し込んだ石が、今も残されている。
原典より
旧東海道と新国道が京浜急行線と平行しながらやがて三線一本になる地点の三角地帯が、その刑場の跡である。—— 心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集