トップ石川県の伝承小松市

線が切れていると言った工場長

所在地石川県小松市
年代現代
登場矢野信保、回答者
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

会社の宴会での一幕である。日ごろ真面目で実直に見えるY工場長が指名され、頭をかきながら前へ出てきた。手渡されたのはワイヤレスマイクだったが、工場長はそれをしげしげと眺め、線が切れているからこれでは歌えないぞ、とつぶやいた。その声がマイクを通してそのまま座敷じゅうに響き渡り、一同は大笑いになったという。石川県小松市の話として、勤めていた兄から聞いたと矢野信保が報告している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))

松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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