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神童次郎の失踪と山の怪異

所在地石川県小松市西尾
年代不明
登場樵夫利兵衛の子、次郎、利兵衛、樵夫・次郎の父
出典暮しの中の妖怪たち

どんな伝承か

能美郡西尾村の樵夫利兵衛には、神童と評判の次郎という子がいた。その次郎がある日突然姿を消し、いくら捜しても見つからないので、家では仮の葬儀を営んだ。以来、山では太鼓の音が鳴り、伐り倒したはずの老杉が宙に浮き、大石が落ち、山肌が崩れるといった怪異が続いた。ひと月ほどして次郎が父の枕元に立ち、白髪の老人に連れられて巌窟で暮らしている、山へ入ってこの地を侵してはならないと告げて消えた。利兵衛は恐れて樵をやめ、村を去ってそのまま行方知れずになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

暮しの中の妖怪たち(岩井宏実・岩井宏実・民俗学・昭和(現代民俗学))

民俗学者・岩井宏実による妖怪事典『暮しの中の妖怪たち』。日本各地の妖怪を暮しの空間(山・海・道・家・屋敷)ごとに、約六十項目にわたり具体例とともに解説する。

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