昭和六二年二月頃
どんな伝承か
昭和62年2月頃、兵庫県神戸市の散歩道を何気なく歩いていた大曲芳夫は、一羽の雀がヒラヒラと舞い降りてきた瞬間、野良猫が自分の背丈よりやや高くジャンプし、その雀にパクリと食いつくのを目撃した。猫はそのまま悠々と歩き去っていったという。これほど劇的な跳躍力を見せる場面は再び見ることはないだろうと語られており、目撃したのは自分一人だったことも印象的だったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)
松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。