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木曽日義村の故老松原栄助氏の稿本「いもの泡」未刊書第

所在地長野県木曽郡木曽町日義塩水
年代現代
登場松原栄助、稿本の著者
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

長野県木曽郡日義村(現・木曽町日義)の話。故老松原栄助の稿本「いもの泡」第二十四話にある。ある人が、奈良井山のなきづら嶽の向い合いにある字塩水の上の草山へ千草を刈りに行き、日が暮れたので草ニオの中にもぐり込んで眠った。夜中にサートォーンという地響きに目を覚ますと、ドシンドシンと杖をつく音がし、二人ほどの足音と清らかな笛の音が聞こえてきて、恐ろしくなった。足音は近づくとぴたりと止まり、笛の音も絶えた。右手に金剛杖をつき、左手に笙の笛を抱え、ひらひらした冠をかぶり裾広の着物を着た、背丈八、九尺の者が二人、杖の音を響かせて前を過ぎて行ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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**天狗にであう**狗賓金剛杖

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