尹良親王の従士の討死四十九人を埋めた四十九士塚
どんな伝承か
岐阜県恵那郡笠置村毛呂窪の栩杭(現恵那市笠置町毛呂窪)には、尹良親王の従士で討死した四十九人を埋めたと伝える四十九士塚がある。霧の深い夕方や雨の夜には、大井大橋から望むと陰火の明滅するのが見えるというが、その里の人はかえってこれを知らないという。恵那郡史に載る伝承である。里人は知らず、よそから望む者にだけ見えるという語り口が特徴である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。