トップ東京都の伝承新宿区

報恩寺の竜の玉と雷の玉

所在地東京都新宿区原町一丁目(報恩寺跡)
年代江戸時代(幕末)
登場三好想山、英珊和尚
出典新宿と伝説

どんな伝承か

三好想山『想山著聞奇集』が伝える話。牛込原町一丁目のこの地にはかつて報恩寺という寺があり、世にも珍しい二つの宝物があった。牛込柳町に住む随筆家三好想山は寺の英珊和尚と知り合いで、ある日訪ねると宝を見せてもらった。一つは子どもの頭ほどの『竜の玉』で、和尚は『雨の前には湿って大きくなり、迅雷風雨の日を待って吼える』と語った。想山が恐れて深山に捨てるべきだと言うと、和尚は『すでに死んでいるから心配は無用』と笑った。もう一つは大雷雨の日に早稲田に落ちたという『雷の玉』であった。

原典より

時代 江戸時代(幕末)むかし、ここに報恩寺という寺があり、そこには世にも珍しい二つの宝ものがあった。—— 新宿と伝説(新宿区教育委員会) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新宿と伝説(新宿区教育委員会)

新宿区教育委員会編『新宿と伝説』を全62話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

種別から探す

報恩寺寺宝

新宿区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『新宿と伝説』の伝承