和田平太の富士人穴探検
どんな伝承か
『吾妻鏡』の仁田忠常の人穴探検を素材にした「富士の人穴草子」の伝えるところでは、源頼家は富士の人穴の噂を耳にして和田平太を探検に遣わした。人穴に入ると大蛇が口から火炎を出していたが、これを飛び越えて進むと、年の頃十七、八の女が機を織っているところに行き合った。女から、この先へ行けば命を落とすと告げられ、平太は引き返して仔細を頼家に報告した。頼家はいよいよ奥のことを知りたくなり、伊豆の住人仁田四郎忠綱を再度差し向けたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
異界巡礼(小松和彦・1990年代~2000年代推定)