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山姥伝説

所在地高知県香美市物部町別府
出典異界巡礼

どんな伝承か

香美郡物部村別府の中尾家が暮れの二十八日に餅を搗かない由来として語られる伝説。代々貧しかった中尾家に、ある年の暮れの晩、見知らぬ婆さんが訪れ、年に一度でよいから爺さんに餅をたらふく食べさせてくれれば分限者にしてやろうと言い、行者谷の大岩の上に高きびの穂があるからそれを作れと言い残した。二十八日の晩に来た爺さんに餅を食べさせると豊作が続き暮らしは豊かになったが、ある年、暮れの忙しさに煩わしくなって爺さんを焼き殺したところ、家は傾いてもとの貧乏に戻ったという。村人はこの二人を山爺・山姥と理解している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

異界巡礼(小松和彦・1990年代~2000年代推定)

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