本洗馬で聞いた浅間山の爆発音
どんな伝承か
天明三年五月十四日、菅江真澄(白井秀雄)は小野から塩尻へ出て桔梗が原を経、本洗馬(東筑摩郡洗馬村)に入って長興寺の洞月上人を訪ね、そのまま滞留した。熊谷直堅や医の養親らと唱和し、十九日には医の可児永通を訪ねている。六月には岩垂の岩垂氏を訪ねて一宿し、松本の医師沢辺雲夢に消息した。七月二日、浅間山爆発の音がここまで聞こえ、八日にはさらに烈しかった。九日には二子村へ行って某因信の家に宿し、十二日に本洗馬へ還った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第3巻』を全158話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。