家康の信州抜け道探検
どんな伝承か
晩年、駿府に住んでいた徳川家康は、安倍川の上流から信州へ抜ける隠し道があるかどうかを気にかけ、家臣に命じて探らせたという記録が残る。復命書の詳細は伝わっていないものの、家臣は実際に山を越えて信州側に出た後、無事に戻ってきたと言われている。新たな遠征路を開く目的というよりも、逆に信州側から密かに入り込む者がいないかを確かめるためだったのだろうと推測されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。