具志川・宮里等のマネツカサ御威部
どんな伝承か
神が二柱ある御嶽では、他の一座をマネツカサの御威部と称える例があり、具志川間切宇堅村のコバウの嶽、宮里村のコバノカタ嶽、勝連間切浜比嘉村の久場島の御嶽はいずれも、そこにいます神をマネツカサノオイベと唱えている。マネは真根であり、コバ(蒲葵)の異称かとも考えられているが、伊波普猷はコバによく似たクロツグという植物のことだと述べている。これらは蒲葵の繁茂を神意とみなす御嶽の神名の一例とされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。