保土の島の夜乞と神の御降り
どんな伝承か
著者が保土の島へ渡った際、島の人から『明日は保土の村の夜乞(よごい)です。小さな神様が御降りになるので』と告げられた。夜乞とは祭の夜宮のことで、この島では祭礼のことを今も『神の御降り』と呼んでいる。古い言い方が今なお伝わっている例として記録されている。島は面積の大半が段々畑で、平地に乏しい暮らしの中にも、こうした古い祭の呼び名が大切に守られてきたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。