くじで座当を決める恵比須講
どんな伝承か
田代の筑前側では、いまも十二月二日に恵比須講が開かれる。宿元は座当と呼ばれ、この日の支度をひとりで引き受ける。床の間には恵比須の掛け軸を掛け、酒一升とタイ二枚、餅、コブ、ニンジン、カブ、ミカン、リンゴを供える。集まりの終わりには、翌年の座当となる二人をくじで決める。かつては伊勢参宮の費用を積む頼母子講もあったが、いまは残っていない。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。