伊勢音頭から生まれた宿場踊り
どんな伝承か
木屋瀬に伝わる盆踊りは県の無形民俗文化財で、地元では宿場踊りと呼ぶ。享保のころ宿の人々が伊勢参りの土産に覚えてきた伊勢音頭へ、大名行列の供奴の仕草や掛け声を重ねて作られたという説がある。遠賀川の流域には似た踊りが点在するが、洗練された優雅さと装いの珍しさがこの踊りの持ち味とされる。踊り手は道中姿をまねて手甲脚半をつけ、女は妻折り笠、男は三度笠をかぶり、腰に提燈を下げる。振りは並手・次郎左・本手の三つに分かれ、囃子は太鼓と二上がりの三味線。八月十三日から四日のあいだ、初盆の家を回って踊る。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。