馬島八幡神社の祭り
どんな伝承か
小倉北区馬島の八幡神社の祭りは、九月二十六日と二十七日に行われる。二十六日は夜宮で、朝から青年が舟で到津八幡神社の神職を小倉の紫川尻あるいは戸畑の港へ迎えに行く。夕刻、拝殿に氏子が集まり、神職の祝詞奏上のあとに酒宴が始まる。二十七日の昼過ぎ、神職と氏子が参拝し、青年が神輿を担いで浜に行く。担ぎ手は海に膝まで入って体を清める。神輿の巡幸は神職を先頭に東回りで吉田家から始まり、一軒ずつ敷地祓いをする。神輿を練るときは伊勢音頭を歌うが、馬島ではリズムが速いのが特徴である。このほか恵比須神社・大黒様・地神様の祭りがあり、以前は恵比須祭りを菅惣市宅で、大黒祭りは島田三次宅を座元としてお堂で行っていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。