逆さ銀杏
どんな伝承か
上曽根の堀の内地内、堀内五東太氏の所有する庭に大きな松がある。その姿は巨鶴が大翼を広げて中央に舞うようだと伝えられる。今より六九〇年前の弘安五年、大聖日蓮上人が池上へ向かおうとしてこの地を過ぎ、その家に宿泊された折に、この松に袈裟を掛けたのだと語り伝えている。以来この松は、日蓮上人ゆかりの木として土地の人々に大切にされてきた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。