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大御堂跡のはねりの木と金の鶏

所在地鳥取県倉吉市住吉町(大御堂)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第11巻

どんな伝承か

倉吉市住吉町の興和紡績倉吉工場の拡張敷地には、一昨年ごろまで古い「はねり」の木が立っていた。この一帯は千三百年ほど前に大御堂という大寺院があった場所で、木の下には大きな土台石があり、その下に黄金作りの鶏が埋まっていると伝えられた。運のよい者が夜中に通りかかると、コケコッコ福あげよう、と数回鳴く声が夜気を震わせ、これを聞けば二、三年のうちに大金持ちになるといわれた。ある欲深い者が人夫を使って土を掘らせたところ、原因の分からぬ地鳴りとともに大地震が起こり、人夫は肝をつぶし、土台石に手をかけた者は腹痛を起こして全員逃げ帰ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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