餅を断ち団子の紋を作った一族
どんな伝承か
源義経の家来だった佐藤継信の子孫が、岡山市の妹尾から建部町の土師方へ移り、村を開いたと伝えられる。その筆頭の本家の主人が、正月元日に餅がもとで命を落とす事故が起きたため、以後この一族は正月に餅を食べないことを決め、丸に三つ団子の家紋を作った。土師方と吉田の両地区あわせて六十四軒が、今も同じ家紋を用いているという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。