頼光の酒呑童子退治
どんな伝承か
大江町に楠木屋という屋号の家があり、その庭に楠木さんという祠がまつってある。源頼光が大江山の鬼退治に来たとき、この家の隣の家が道案内をした礼にもらったものだという。その頃このあたりには二軒しかなかったといい、礼に木の株をもらって持ち帰り、大切にしているとだんだん石のようになってきた。それを楠木さんにまつってあるという。八月十五日が祭りで、二月の節分には丹波の方からも参りに来るという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。