蓮如の雷封じ
どんな伝承か
昔、金森にはよく雷が落ちた。蓮如上人が金森に滞在していたとき雷が落ちたので、蓮如さんはその雷を杖でおさえつけた。雷があやまったので許して蓋を開けてやると、礼をいって天へ帰っていった。それから金森には雷が落ちないという。また昔、道西が水に不自由していたので、蓮如上人が杖で突かれると水が湧き出た。この水はどんな旱魃にも干上がることがなく、杉江の酒屋が四斗樽を台八車に積んで、この蓮如池の水を汲みに来たものだという。
原典より
〈高木―「八幡宮の井戸」 柳田―「雷松」〉むかし、金森に雷がよう落ちた。—— 日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。