第二次大本事件の武装討入り
どんな伝承か
昭和十年十二月八日未明、政府は十年余に及ぶ準備の末、大本教への第二次弾圧に踏み切った。武装警官の綾部大隊五個中隊と亀岡大隊六個中隊が京都御所ほか二十数カ所に集結し、大型市バスなどを連ねて出動、綾部と亀岡の両本部を包囲した。事前には見取図や各建物の構造、居住者調べまで周到に準備されており、治安維持法を適用しての検挙という、宗教団体に対する空前の攻撃態勢がとられたのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言・現代(評論)/明治〜昭和(対象))
加藤正民が「天下の浪士」の立場から、出口王仁三郎(1871-1948)を心霊的視座で描く評論。明治25年の出口ナオの神がかり(艮の金神・三千世界一度に開く梅の花)、水行の奇蹟、無筆のナオの自動書記、日清・日露戦争予言の具体的中を起点に、国祖隠退の大本神話と、ナオ(A)と王仁三郎(B)に具現した二大霊流・「火水の戦い」を論じる。