太子講と職人の守り神
どんな伝承か
大工、左官、畳屋、木挽、酒屋者などの職人衆が聖徳太子を祀ってつくった講が太子講である。柏崎周辺では文政十年以降に建てられた聖徳太子供養塔が残り、正月や八月に定めた宿に集まって太子の掛軸や木像を飾り、祝酒と供花、灯明をあげて一年間の賃銭や約束事を取り決め、相互扶助のための無尽も行った。鉢崎の太子講は天保十四年正月、棟梁金子作左衛門と広瀬清八の二氏の祈願により成立したと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。